王子斎藤紙業株式会社

トップメッセージ

製紙原料のリサイクルを通じて循環型社会の発展に貢献します。

王子斎藤紙業のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

弊社は1964年(昭和39年)に設立され、以来、一貫して主要な製紙原料である古紙の集荷回収に取り組んでまいりました。

我が国の紙製品に占める古紙利用率は65%程度となっており、主に段ボールに使用される板紙においては、古紙利用率が90%以上になっています。製紙原料としての古紙の重要性が高まっていく中、弊社では古紙の取扱量を増やし、製紙会社への安定供給に努めてまいりました。現在では関係会社を含めて14か所の事業所で古紙の集荷回収を行なっております。

古紙は発生物を集荷回収するため、需給のバランスを取るのが難しい商品です。国内の紙生産の状況や海外からの引き合いの度合いによって古紙の需給は大きく変化し、古紙価格も変動します。弊社では常に需給動向を注視し、迅速な対応を取ることで数量の確保に努めています。しかしながら、近年、古紙の発生量、特に新聞古紙や雑誌古紙の発生量は年々減少しており、今後も安定した供給を続けることは難しい課題となっています。

古紙の発生量が減少していく中で、問屋間の集荷競争が激しくなっていますが、弊社は安全・環境・コンプライアンスを経営の基軸として、広く社会に信頼される会社を目指しています。王子グループの一員として都内製紙工場と連携した「オフィスで発生する機密書類」のリサイクルは、多くのお客様にご利用いただいております。需要家の皆様には今後も安定した品質の良い古紙をお届けすることにより、循環型社会の発展に貢献してまいります。

引き続き皆様のご愛願とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


代表取締役社長 野田 豊治